消費者金融の利用の増加~たまりかねた不満
15年程前の消費者金融と言えば、契約をする際は店舗へ出向き、社員の目の前で申し込みをして審査を受け、契約をして融資を受けるといった流れが一般的でした。
消費者金融会社によってそれぞれですが、所要時間は1時間以上、場合によっては2,3時間かかることもありました。しかし現在では、街のあちらこちらに、受付から審査、契約そしてキャッシングまで誰にも会わずに行うことができる無人契約機が設置され、所要時間も全体で30分程という短い時間となりました。
そして、キャッシングから返済まで出来る銀行やコンビニ等の『提携ATM』が急激に増えました。このことによって、借入を実行するまでの面倒くささや利用の抵抗感が薄れ、消費者金融を手軽に利用する人々が増加しているようです。消費者金融で借入をしても、すぐに返済をすれば利息もあまりかかりませんので、急にお金が必要になった時などは大変便利に利用することが出来ます。
休日や時間外に銀行のATMでお金を引き出せば、数百円の手数料を取られますが、「30日間はキャッシングをしても無利息です」などという消費者金融を利用すれば利息を取られることもなく大変お得です。また、友人紹介をすると商品券がもらえるなどのキャンペーンもある消費者金融もありますので、お得に賢く利用していきましょう。
消費者金融を利用している人のうち、不満を抱いているというひとが42%にも達しており、金融機関やクレジットカード会社・信販会社を利用している人よりも非常に高い水準となっています。消費者金融に不満を抱いている人のうち、約半数の人が、「すぐにでも借入先を変更したい」と思っているようです。テレビCMなどによる消費者金融のイメージ戦略が相応の効果を発揮している一方、顧客維持・満足度向上に向けた取り組みが十分になされていないということが分かります。
現在の消費者金融でローンを利用している人のうち、41%が世帯年収の3分の1を超えた借入残高を抱えていて、ローン利用者の約4割が、昨年12月に公布された改正賃金業法で施行が予定されている「総量規制」の影響を受けています。「総量規制」によって、新たな借入が出来なくなった場合は、「日常生活を節約し、返済を進める」という人が圧倒的に多く、「自己破産等の法的な債務整理の手続きを取る」と回答した割合も17%に及んでいます。
総量規制の施行により約60万人の自己破産予備軍が発生することになり、改正賃金法の課題である、セーフティーネット整備に向けた取り組みが急務と考えられています。
>>特定業種に対する金融機関の貸出判断について
>>消費者金融利用者及び多重債務者等の実態解明等に関する質問主意書
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